メンズのインナーといえば、定番なのがビジネスシーンでワイシャツの下に着用するインナーや冬場に着用する防寒インナーがイメージしやすいでしょう。1年を通じて必要になってくるインナーですが、その特徴と選び方についてのポイントを紹介したいと思います。
ビジネスで着用するインナーについて。
元々、欧米ではワイシャツ自体が下着のような存在で肌の上からそのまま着るのが当たり前のようですが、日本は高温多湿の気候なので、汗でワイシャツが濡れているような状態は見た目にもよくありません。そこでワイシャツの下にはインナーを着用することが必要不可欠になってきます。色は清潔感のある白がおすすめですが、他にも肌に馴染みやすいベージュや、近年ではライトグレーも目立たなくお洒落な色として利用者が増えています。形は半袖が良いでしょう。タンクトップタイプは脇汗が目立ってしまうのでおすすめできません。また、襟元は丸首とVネックの代表的な2種類がありますが、ノーネクタイでワイシャツの上のボタンを外した時に、インナーが見えやすくなってしまうので、ノーネクタイになる際はVネックが良いです。
多種多様な防寒インナー
防寒インナーは、秋から冬にかけて重宝するアイテムで、最近では種類も多く、誰もが1枚は持っているかと思います。普通の服を重ね着するよりも防寒インナーは薄手で動きやすく、素材自体が保温性や吸水性の高いものなので、衣服を着すぎて汗をかいてしまっても、不快になることがあまりありません。普段着用する防寒インナーは、この吸湿発熱性の高い素材を選べば問題ないと思います。注意点としては、スーツの際にワイシャツなどに防寒インナーを着用する場合は、袖が出ないように長さに気を付けましょう。また、スポーツ用の防寒インナーは、更に速乾性がプラスされた素材を選ぶと良いです。スポーツをすると冬場でも汗をかいてしまうことがあるので、その汗がすぐに乾いてしまうことで更なる不快感や冷え解消に役立ちます。
その他の防寒インナーについて
防寒インナーは、他にもバイク乗りのライダー用に特化して防風機能を付けたものや、消臭抗菌効果の高いものなど、着用されるシーンに合わせて多くの種類があります。また、インナーダウンといって、ダウンジャケットをインナータイプに薄く加工して下に着用するものも増えてきています。
賢くインナーを選んで快適ライフを
普段使いからスポーツをする時まで、インナーには、その目的に合わせた様々な特徴をもつものがあります。今持っているインナーをチェックしてみてください。そして、更に自分に合ったお気に入りの1枚を見つけてみましょう。